お疲れではないですか!?

日々の生活の中で、感じる「疲れ」。若い頃は、感じたこともなかったのに、と思われる中高年の方も少なくないと思います。

疲れがとり難くなっている、腰がだるい、胃腸が弱くなり下痢しやすい、気力がわかない、食欲がないなど、体質や年齢の変化、環境によってその症状はさまざまですが、中医学では、「疲れ」に大きな影響を与えるのは、いわゆる五臓(肝、心、脾、肺、腎)の一つである「」だと考えられています。

ヒトは腎とともに成長し、腎とともに衰えると言われていますが、男性の場合には、8 年毎の周期で体質が変化し、腎に関しても、以下のような変化があります。

8 歳:毛髪が完全に成長し、歯が生え変わる(腎気が充実し始める)
16 歳:精液が出来、子供を作れるようになる(腎気が旺盛になる)
24 歳:肉体が成熟し、親知らずが生える
32 歳:筋肉と骨が完成し、もっとも充実した身体になる
40 歳:髪や歯が抜け始める(腎気が衰え始める)
48 歳:肌の張り艶がなくなり、白髪が目立ち始める
56 歳:精液も少なくなり老衰が始まる
64 歳:歯も髪も抜け落ちる

このように、40 歳を過ぎると、腎の機能が弱くなり、疲れやすいと感じることが多くなりますが、最近では、30歳台から、このような腎の老化現象(若腎虚;わかじんきょ)が始まる人も増えてきています。

原因は、ストレスや人間関係の悩み、過剰な肉体疲労などにあると考えられます。

一方、これからの長い人生、生命を維持するエネルギー源である「」が蓄えられているのが腎であり、このに関しては、親から受け継いだ先天の精と、食事や環境で得られる後天の精がありますが、後天の精に関しては、食事やお薬で補うことも可能です。

後天の精を養う食材としては、山芋ぎんなんがあります。

一般に体内の水分調整をつかさどるのは腎の働きですが、30 歳台から腎の老化現象(若腎虚)が見られる方は、山芋やぎんなんが効果的で水分調整作用強壮作用があります。

さらに漢方薬では、麦味参顆粒参馬補腎丸がお勧めです。

もしなかなか疲れが取れない、虚弱体質の方、病中の養生や病後の回復に不安をお持ちの方は、是非、中田全快薬局にご相談下さい。

おひとりおひとりの症状や体質、環境などに合わせて「疲れ」への対応方法をご提案致します。

太りやすい体質の方の養生法とは?

長かった冬で、運動不足によってプチ肥満になっていませんか?春になると、皆さん「夏までにダイエットしなきゃ!」と決心する人が多いです!

でもヒトには、それぞれ太りやすいタイプの違いがあります。

漢方/中医学では、太りやすいタイプを三つに分けています。

1. 実証タイプ

もともと体力があるタイプで、基礎代謝もそれなりにある方ですが、自分の身体で燃やせる以上にエネルギーとなるカロリーを摂ってしまっている方です。

食べ過ぎていると自覚のある方と自覚のない方がいます。

食べ過ぎている自覚のある方は、

繊維質の摂り方を工夫して、油ものを控えましょう。味付けも薄味を心がけ、香辛料やお酢を上手く使います。
食事のとり方やバランスに気をつけましょう。繊維質の多い野菜類を、できるだけ多くの種類を加熱して食べるようにして下さい。便秘は大敵です。

食べ過ぎている自覚のない方は、

油が多く含まれているものや、パン、麺類には要注意です。
できるだけ野菜を多くとることが大切です。

食べ過ぎを自覚し、繊維質を多くとりましょう。運動量も増やしましょう!

2. 虚証タイプ

もともと基礎代謝が低く、少し食べ過ぎると摂取したカロリーを燃やしきれないタイプです。

年配の方や、胃腸の弱い方、呼吸器の弱い方に多く、むくみを伴うこともあります。

冷たい飲み物や、食べ物は控えましょう。また体を冷やしすぎないように心がけ、運動をこまめに行いましょう。ヨーグルトなどの消化に時間のかかる食品を毎日とるのも考えモノです。睡眠時間も充分にとりましょう!

3. 水毒タイプ

水分代謝の弱い方です。実証・虚証タイプと重複している方もいます。
冷え性や慢性的な運動不足が原因です。腎臓系が弱い方もいます。
また最近では水分のとり方が自分にあっていない方もよく見かけます。

このタイプは、水分のとり方に要注意です。コップやペットボトルから、一度に流し込むような飲み方は避けましょう。
水分の温度も注意して、体温に近いものか暖かいものをとるようにしましょう。
生水はよくありません。
できるだけ下半身を動かしてあげることも大切です。お茶や紅茶は利尿作用があるのでお勧めです。朝一番と寝る前に温かい飲み物をとることも体質改善に役立ちます。

どのタイプの人も、適度な運動は必要です。ランニングよりも、先ずは 30 分程度のウォーキングで脂肪を燃やして基礎代謝を上げましょう!

春は、自律神経が乱れがち!です。

そろそろ 桜 のつぼみが出て、もう少しで「」を迎える頃になりました。

でもまだまだ寒暖の差が激しく、気圧の差も大きくなるのが、この季節の特徴。特に若い人たちも遠くに出て新しい生活を迎えたりすることで、ストレスが相まって 何となくの不調 になるのも、この時
期ならではでないでしょうか。

少し薄手の服装で、冷えを感じたりしていませんか?冷えは、ホルモン系の働きを鈍くし、自律神経の切り替えがうまくいかない状態で、更に血流も悪くなっているかもしれません。

目覚めが悪い、体のだるさを感じる、イライラしたり、気分が落ち込む、眠さが取れない、めまいがする、耳鳴りがするなので不調を感じたら、漢方薬が効果を発揮します!

特に憂うつ感を感じているとしたら、中医学では、

肝鬱気滞(かんうつきたい)、気滞血瘀(きたいけつお)、
気血不足(きけつふそく)、心脾両虚(しんぴりょうきょ)

と言い、血や気が滞っていたり、足りなかったりすることを原因と考えています。

こんな症状の時には、心脾顆粒 や シベリア人参逍遥丸冠元顆粒 がお勧めです。

もちろん個々の体質や症状の違いにより、これらのお薬以外も含め、食養生や薬膳など、オーダーメイドのご提案を致します。

春の不調を感じられたら、是非、中田全快薬局までご相談下さい。

ストレスに打ち勝つ方法とは

現代人は、誰もが、少なからずのストレスを抱えているものです。

ストレスとは、本来、身体に外から加えられる刺激(ストレッサー)によって、身体に生じた反応(歪み)をストレスと呼んでいます。

ストレスは、人によって、仕事関係や家族の介護、友人関係、気温湿度などの気候条件、臭いなどの化学的なものなど、さまざまな原因で引き起こされ、その耐性も人それぞれです。

私たちは、ストレスを避けるのではなく、上手く付き合っていくことが求められています。

一般に、ストレスがあると、胃腸に影響が出やすいことは、皆さんの経験上ご存知の通りですが、胃腸の機能が低下すると、十分な栄養を吸収する事が出来なくなり、病気の予防に大きな影響を与えます。

中医学では、薬食同源(医食同源の元となった言葉)と言う言葉があり、薬膳の重要性が指摘されています。

一方現代医学は、ストレスについて、

1. 自律神経の内臓への作用
2. 交感神経の亢進(こうしん)
3. アドレナリン分泌血管収縮
4. 胃潰瘍、高血圧、糖尿病など

というメカニズムで考えられています。しかし同じストレスを感じていても、病気になる人、ならない人がいるのは何故でしょうか。

これは外的刺激だけで病気が発生するのではなく、内的要因も考えなければならないということを示唆しています。

普段から、睡眠、食事、運動、休息など健康管理に気を配ることが最もストレスに対抗する重要なポイントであることは間違いありません。

中医学も現代医学も、ストレスが病気を引き起こすという点では一致していますが、中医学では、内臓の調子によって、ストレスの影響を受けやすくなるという考え方があります。

例えば、

・内臓機能が停滞したタイプ:気滞(きたい)、肝陽上亢(かん
ようじょうこう)
・身体が虚弱したタイプ:気虚(ききょ)、血虚(けっきょ)、陰虚(いんきょ)
・病理産物が蓄積したタイプ:瘀血(おけつ)、痰濁(たんだく)

に分けて、それぞれのタイプに応じた生薬をご紹介しています。

もしあなたが、ストレスを強く感じ、体調が優れないと感じられれば、是非、中田全快薬局にご相談下さい。

私たちは、ストレスに対して、お薬ばかりでなく、薬膳といった食養生を含めたアドバイスをさせて頂きます。

いまさら聞けない「漢方」ってなんですかっ!?

中田全快薬局が扱っている漢方薬。で、「漢方」って何かご存知でしょうか。

何となくイメージとして中国の医薬のことなんだろうなと思っている人、多くないですか!?

実は、正確には、漢方」は、日本のもので、中国の伝統医学は、「中医学と呼ばれているんです!

つまり、中国の伝統医学が、7世紀頃、日本に伝わり、日本独自の風土や実態にそった調整が成され、今まで発展してきているものが「漢方」なんです。

その為、ルーツは同じですが、日本で独自の道を歩んできたために、日本の漢方と中医学とは異なる点がいくつかあります。

では、その漢方/中医学と、西洋医学の違いは何でしょうか?

西洋医学とは異なる中医学の考え方の特徴として、

整体観(せいたいかん、バランス医学)
弁証論治(べんしょうろんち、オーダーメイド医学)
未病先防(みびょうせんぼう、予防医学)

というものがあります。

整体観とは、

・気候や環境による影響、
・生活習慣による影響、
・精神状態による影響

について、人体(全体)のバランスを意識した治療です。

弁証論治とは、

・体質を知り、
・ヒアリングを行い、
・治療法を選択する

ことで、一人ずつ「証(病気の過程におけるある、段階の状態を反映したもの)」を決めて、それに合わせて治療するものです。

未病先防とは、

一言で言えば、病気の芽を摘み取って予防することですが、
未病の状態というのは、例えば、

・朝から疲れやすい
・食欲が無い
・昼過ぎにいつも眠い
・寝つきが悪い、眠りが浅い
・年中、風邪気味である
・夜、手足がほてる、など

の症状ですが、これらの不調の原因を探り、適切な処置により、大きな病気を防ぐだけでなく、例え発病しても早めに気がつき、根本原因から治すことで、他の影響や悪循環を未然に予防することも含まれています。

実際、中医学の最大の特徴であり、強味が、この未病先防なのです。

もし、あなたが、上記のように、医者に掛かるほどではないけれど、毎日、好不調の波があり、どうも健康に自信が持てないな感じられたら、是非、中田全快薬局にご相談下さい

私たちは、漢方/中医学のプロフェッショナルとして、お客様の健康長寿に寄与するよう、全力で不調の改善にお役に立てるよう、アドバイスを致します。

あきらめないで!花粉症対策

2 月は、暦の上では、もうのはずですが、まだまだ寒い日は続きそうですね。

でも、あのやっかいな「花粉症」だけは、もう目の前までやってきていて、花粉症の皆さんの憂鬱な季節がはじまろうとしています。

多くの花粉症の人たちは、その年に予想される花粉量に一喜一憂するのですが、漢方では、体質や症状のタイプに応じて、体が花粉の影響を受け難い状態にすることができます

先ず花粉症に負けない強いからだを作るためには、体質改善をしなければなりません。漢方では、からだを守る「衛気(えいき)」、いわゆる免疫力に相応するものが不足することによって花粉症が発症するという考えがあります。この衛気を強くすることで花粉症に強いからだに改善することが出来るのです。

衛気を強くするするための基本は、先ず元気な胃腸でしっかり栄養を摂り、体内の気を十分に養うこと、次に衛気を全身に張り巡らせるために、の働きを健やかに保つことが重要となります。

食養生としては、衛気を養うために、

米、白きくらげ、クコの実、鮭、大豆製品、きのこ類、ナツメ、豚ヒレ肉、いんげん豆、かぼちゃ、りんご、山芋、白ごま、グリーンピース

が良いとされています。

また肺を守るために、

ユリ根、杏仁豆腐、大根、鶏手羽、はちみつ

がお薦めです。

漢方薬では、衛益顆粒、補中丸、健脾散エキス顆粒、健胃顆粒、麦味参顆粒、ユリ根含有食品などが効果的です。

さらに人によって花粉症の症状は、鼻づまりや寒気、風邪に似た症状の「」、暖かくなる春先に目の充血やかゆみなど不調を引きずる「」、大量の鼻水や目の腫れ、むくみなどの「湿」の三つの症状が代表的です。

これらの症状によって、お薬の種類や処方も異なるため、花粉症の本格シーズンが始まる前に、是非中田全快薬局までご相談下さい。

体質改善、タイプ別症状による改善方法をご提案します!

あなたの血液、ドロドロになってませんか?

西洋医学でも、血液ドロドロが、多くの生活習慣病心筋梗塞脳梗塞の原因になることが指摘されていますが、漢方でも、こういった症状を問題にしています。

漢方では、血液がドロドロの状態を一般に「瘀血(おけつ)」と言っていますが、実はそこにいくつかのタイプがあります。

あなたが、ご自分の血液について、ちょっと心配だなと感じておられたら、下記のタイプ診断をしてみて下さい。

1. 「元気不足」タイプ
□ 元気がない
□ 息切れする
□ 風邪を引きやすい
□ 食欲不振

2. 「血液不足」タイプ
□ 顔色が悪い
□ 動悸、立ちくらみがある
□ 皮膚にツヤが無い
□ 経血量が少ない

3. 「冷え」タイプ
□ 手足が冷える
□ 倦怠感、むくみがある
□ 生理痛がひどい
□ 夜間多尿

4. 「ため込み」タイプ
□ 足がむくみやすい
□ 頭が重い、吐き気
□ 昼間でも眠い
□ 太りやすい

5. 「イライラ」タイプ
□ 胸部や腹部に張り、痛みがある
□ ため息が多い
□ イライラ、怒りっぽい

思い当たる節がある場合にチェックして頂き、二つ以上のチェックが付いたタイプが、あなたの瘀血のタイプです。

漢方では、そのタイプにあった対処を致します。

瘀血が気になる方、体調がすぐれないなと感じられる方、是非中田全快薬局までご相談下さい。

お正月、風邪やインフルエンザ罹ってませんか?

新年あけましておめでとうございます。

今年も中田全快薬局を何卒よろしくお願い致します。

さて皆さんのお正月、如何だったでしょうか。

今年は、比較的穏やかなお正月を迎えられたのではないでしょうか。

でも、なぜか周りは、風邪やインフルエンザに罹る人が沢山!?

昔から、普段元気いっぱいの人が、お正月になると風邪を引くことって、よく耳にしますよね!

気が緩んだんじゃない、とか、実家に帰って日ごろのストレスがどっと出たんじゃない、などと言われて、納得していませんでしたか?

でも実は最近の研究では、生活習慣を変えることが免疫力を下げるということが分かってきました。

つまり規則正しく生活していたのに、お正月美味しい御節やお酒で、何となく怠惰な生活になり、睡眠時間や生活習慣が急激に変化し、体の免疫力が下がっていることに気が付かず、また多くの人との交流で、細菌やウイルスをもらってしまうことで、風邪やインフルエンザを発症することにつながっているようです。

もし風邪を引いてしまったら…

ポイントは、同じ風邪薬ではダメだということ!かえって悪くすることもあります!

【熱っぽく、のどが痛む、口が渇く】風邪には、

天津感冒片(てんしんかんぼうへん)や涼解楽(りょうかいらく)

【ぞくぞく悪寒がして、頭痛や肩こり筋肉痛が出る】風邪には、

錠剤葛根湯(かっこんとう)や頂調顆粒(ちょうちょうかりゅう)

【ムカムカして体がだるく、下痢気味の】風邪には、

勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)

がそれぞれ適しています。

また咳がひどくなったら、麻杏止咳顆粒S(まきょうしがいかりゅうえす)など、それぞれの風邪の症状にあったお薬を選らぶことがポイントです。

もしいつもの風邪薬が効かない、早く治したいなどのご希望があれば、是非中田全快薬局にご相談ください。

あなたの風邪の症状にあったお薬をご用意しています!

からだの不調を癒すお薦めの「花茶」

花茶、ご存知ですか?

中国茶の中でも、彩りの華やかさと花の香で人気の花茶。

余りなじみがないと仰る人もいるかもしれませんが、実はジャスミン茶も花茶の一つです。

花茶には、茶葉に花の香りを吸着させたジャスミン茶のようなタイプと、花そのものが入っている菊花茶のようなタイプに分けられます。

花茶は、1000 年以上も前から中国で広まりましたが、近年では、種類も豊富になって、世界中で好まれているようです。

一見、見た目や香りを楽しむものだけと考えられがちですが、なんだか体調がすぐれないと感じられたり、重い気持ちの時にも、この花茶は、お薦めです!

いくつかの花茶とその効能・効果についてご紹介していきましょう!

1. まいかい花茶(バラ茶)
【症状】イライラ、月経不調、お腹の張り
【効果】バラの一種である「まいかい」の花のつぼみを乾燥させたまいかい花茶(かちゃ)は、バラ茶とも言われ、甘く上品な香りとくせのない味です。
気の巡りを改善し、血液の流れを良くすることで、ストレスを緩和します。ストレスによって引き起こされるお腹の張りや月経の際に起こるイライラや月経痛など女性特有の不調におすすめです。

2. しょうがなつめ茶
【症状】胃腸虚弱、食欲不振、悪寒のする風邪の初期、疲れやすい
【効果】しょうがなつめ茶は、漢方薬や薬膳に欠かせない「なつめ」と日本でも効能が評価されている「しょうが」をブレンドしたものです。
しょうがとなつめは、中国の伝統医学でも重要な組み合わせで、低下した消化機能を高め、気を補うことによって疲れを取ったり、胃腸虚弱、食欲不振などに効果があります。

3. クコ茶
【症状】眼精疲労、疲労、アンチエイジング
【効果】薬膳料理などで有名なクコの実は、カロテノイドの一種であるゼアキサンチンを含み、視覚機能で重要な黄斑をスマホなどのブルーライトなど有害な光線から保護してくれます。また疲労回復の作用や老化を防ぐ効果もあります。

4. 黒茶
【症状】消化機能の低下、代謝機能の低下、便秘
【効果】発酵茶の一つである黒茶は、独特の熟成した香りと味が特徴です。安化(あんか)黒茶という種類のものは、おだやかな花のような香りを持ち、肉食中心の遊牧民に健康をもたらしたと言われており、食生活の乱れた現在にも、その効果が期待されます。消化機能を助け、腸内フローラを調える作用があり、健康維持にも効果があります。

5. 菊花茶
【症状】疲れ目、かすみ目、目の充血、交感神経の高ぶりによる高血圧、急激な温度差や気圧の変化による頭痛やめまい
【効果】白菊のやさしい香りと涼やかな水色。花茶の美しさも楽しめる菊花茶は、炎症を和らげ、血行を改善します。目の疲れや痛み、かすみ目や充血などにも効果がありますが、急激な寒暖差や気圧の変化による頭痛やめまいも解消します。交感神経の高ぶりを鎮め、血圧を下げる働きもあります。

イライラ感や不眠に効果あり!漢方・抑肝散(よくかんさん)の効果と副作用

21 世紀の家庭の医学「いしゃまち」に下記の記事を投稿しました。

イライラ感や不眠に効果あり!漢方・抑肝散(よくかんさん)の効果と副作用

漢方薬というとみなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか。一般的な医薬品とは違い、すぐには効果がでないが飲み続けることで体質改善が期待される、または反対に漢方って成分もよくわからないし本当に効くのかな?というイメージもあるかと思います。風邪症状に効果があるといわれる葛根湯(かっこんとう)や小柴胡湯(しょうさいことう)は、みなさんも耳にされたことがあるでしょう。

今回は、現代人には付き物のストレスからくる身体の不調や、認知症の諸症状にも効果が期待されている抑肝散(よくかんさん)の効果や副作用についてお伝えします。

抑肝散って何が入っているの?

抑肝散は、次の7種類の生薬からできています。

  • トウキ(当帰:血行をよくする)
  • チョウトウコウ(釣藤鈎:脳循環をよくする)
  • センキュウ(川きゅう:血行をよくする)
  • ビャクジュツ(白朮:余分な水分を取り去る)
  • ブクリョウ(茯苓:尿の出をよくして水分の循環を促す)
  • サイコ(柴胡:炎症を抑え筋緊張をゆるめる)
  • カンゾウ(甘草:緩和作用)

メーカーにより同じ「抑肝散」でも、原料となる植物の種類が異なる場合もあります。効果に大きな違いがあるわけではありませんが、抑肝散は体質があえば早い効果が期待される漢方薬のひとつだともいわれています。

漢方はなぜ効果があるのか分かっていないのではないかという疑問をお持ちの方もいらっしゃいますが、漢方で使用される植物に含まれる有効成分の多くには科学的な裏付けがあります。抑肝散でいうと、主にセロトニン(精神を落ち着かせる成分)が効果の中心とされ、この成分は釣藤鈎(ちゅうとうこう)に含まれる成分です。

また、グルタミン酸を抑制することで攻撃性を抑制するともいわれています。「肝」は漢方では肝臓だけでなく、心や精神をも表します。「肝を抑える=抑肝」とは、期待される効果の通りの名称だともいえますね。

抑肝散の味は甘いといわれているものの、飲みにくい場合は、漢方服用をスムーズにしてくれるゼリー状の補助食品を服用の際に試してみるのもおすすめです。

抑肝散の効果って?どんな人に効果があるの?

<子供の症状に>

本来、抑肝散は甘みがあり、小児夜泣き、小児疳症(しょうにかんしょう:昔でいう「かんの虫」。小児の神経症のことでかんしゃくを起こしたり、なかなか眠らず興奮しすぎたり行動が荒っぽいといった症状)にも使用されてきました。子どもの症状に使用されてきたことから、大人にも安全で副作用のリスクが小さい漢方として使用されてきました。

虚弱な体質で神経が高ぶりやすい方に向いているといわれており、現代人であればだれしも経験したことがある不眠症やいらいら、不安、緊張等の神経症状に適応されています。

<認知症の周辺症状に>

最近では高齢化社会に伴い増加傾向にある認知症の周辺症状にも有効だといわれています。認知症は、記憶力・思考能力の低下に伴う無気力・無関心、妄想や幻覚・不安などの周辺症状を伴います。これらの症状に対して、一般的に精神に作用する薬を処方してしまうと、高齢者の方には効果が強くでることで転倒などのリスクが生じます。

一方、抑肝散は日常の動きを低下させることなく、周辺症状を改善するという治療効果が報告されています。このことは、介護するご家族や医療従事者の負担を軽減することにもつながります。

副作用はあるの?

漢方というと一般的な医薬品に比べて副作用が少ないイメージがあるかと思います。しかし、医薬品である以上、副作用が生じる可能性は十分あります。

抑肝散に報告されている副作用のうち重大なものは間質性肺炎といって発熱や咳、呼吸困難を伴う肺炎です。また、偽アルドステロン症といって体内のミネラルバランスが崩れ血圧異常やむくみ、筋肉のけいれんなどの症状が出ることもあります。いずれも頻度は不明ですが異常がでた場合はすぐに服用を中止し、病院を受診してください。

また、抑肝散だけでなく別の種類の漢方、または病院でもらっているお薬と併用される方もおられると思います。漢方薬の併用では漢方に多く含まれる甘草(かんぞう)などの成分が重なったり、血圧の薬で利尿成分が配合されていたりする場合は作用が強くでることがあります。飲み合わせについても医師・薬剤師にしっかり確認しましょう。

また、胃腸の弱い方、高齢の方は、食欲不振や吐き気、下痢などの胃腸症状が出やすいので様子をみながら慎重に使用しましょう。

その他にも可能性は非常に低いといわれていますが、心不全横紋筋融解症(筋肉痛やしびれなどの症状)や肝障害も報告されています。漢方薬は一般市販薬としてドラッグストアでも容易に手に入れることができます。漢方は植物由来だから大丈夫だろうと安易に自己判断で使用せず、必ず薬剤師や医師に相談しましょう。

漢方ってどうやって取り入れたらいいの?

漢方専門の薬局では患者さんの話を聞き取り、その方にあったお薬を乾燥した植物葉っぱなどから調合していくことがあります。効果は期待できますが、薬を自宅で煎じることになり少し敷居が高いかもしれません。一方、ドラッグストアや病院で処方されて手に入る漢方薬はエキス顆粒の形態です。

飲み方は、吸収をよくするため食前や食間(食事と食事の間)にお湯や水と一緒に服用するのが一般的です。病院で薬をもらうほどではないけど最近ストレスでイライラするなぁ、というときは抑肝散を試してみるのもいいかもしれません。

そのまま飲むことに抵抗があれば、薬膳料理のように料理に使ってみるのもいいでしょう。本来は成分の吸収をよくするために服用は食間(食事と食事のあいだの時間帯)となっており、空腹時で服用することが望ましいとされていますが、胃腸が荒れやすい方などは食後でも構いません。

まとめ

一般の薬に比べてドラッグストアなどでも自分の判断で入手しやすい漢方薬ですが、様々な注意点があることをご理解いただけましたでしょうか。市販で手に入る抑肝散は多くが第二類医薬品といって薬剤師でなくても登録販売者の資格を持った販売員から説明を受けて購入することができます。正しい知識を持って安全に使用するために、医師や薬剤師など専門家に相談しながら有効に活用してみてはいかがでしょうか。

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