ストレスに打ち勝つ方法とは

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現代人は、誰もが、少なからずのストレスを抱えているものです。

ストレスとは、本来、身体に外から加えられる刺激(ストレッサー)によって、身体に生じた反応(歪み)をストレスと呼んでいます。

ストレスは、人によって、仕事関係や家族の介護、友人関係、気温湿度などの気候条件、臭いなどの化学的なものなど、さまざまな原因で引き起こされ、その耐性も人それぞれです。

私たちは、ストレスを避けるのではなく、上手く付き合っていくことが求められています。

一般に、ストレスがあると、胃腸に影響が出やすいことは、皆さんの経験上ご存知の通りですが、胃腸の機能が低下すると、十分な栄養を吸収する事が出来なくなり、病気の予防に大きな影響を与えます。

中医学では、薬食同源(医食同源の元となった言葉)と言う言葉があり、薬膳の重要性が指摘されています。

一方現代医学は、ストレスについて、

1. 自律神経の内臓への作用
2. 交感神経の亢進(こうしん)
3. アドレナリン分泌血管収縮
4. 胃潰瘍、高血圧、糖尿病など

というメカニズムで考えられています。しかし同じストレスを感じていても、病気になる人、ならない人がいるのは何故でしょうか。

これは外的刺激だけで病気が発生するのではなく、内的要因も考えなければならないということを示唆しています。

普段から、睡眠、食事、運動、休息など健康管理に気を配ることが最もストレスに対抗する重要なポイントであることは間違いありません。

中医学も現代医学も、ストレスが病気を引き起こすという点では一致していますが、中医学では、内臓の調子によって、ストレスの影響を受けやすくなるという考え方があります。

例えば、

・内臓機能が停滞したタイプ:気滞(きたい)、肝陽上亢(かん
ようじょうこう)
・身体が虚弱したタイプ:気虚(ききょ)、血虚(けっきょ)、陰虚(いんきょ)
・病理産物が蓄積したタイプ:瘀血(おけつ)、痰濁(たんだく)

に分けて、それぞれのタイプに応じた生薬をご紹介しています。

もしあなたが、ストレスを強く感じ、体調が優れないと感じられれば、是非、中田全快薬局にご相談下さい。

私たちは、ストレスに対して、お薬ばかりでなく、薬膳といった食養生を含めたアドバイスをさせて頂きます。

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