イスクラ製剤の値上げについて

2023 年 3 月 1 日より、イスクラ社の漢方製剤の一部が値上がりします。

 

以下、旧価格と改訂価格について、ご参照下さい。

 

イスクラ社漢方製剤名 旧価格 改訂価格
温胆湯(45包入) ¥ 5,120 6,050
温胆湯(90包入) ¥ 9,610 110,00
衛益顆粒(90包入) ¥ 8,800 9,900
冠元顆粒(45包入) ¥ 7,370 7,920
冠元顆粒(90包入) 13,880 14,520
参茸補血丸(420丸入) ¥ 7,480 ¥ 7,920
参茸補血丸(840丸入) ¥ 13,200 ¥ 14,520
酸棗仁湯(45包入) 4,130 7,480
勝湿顆粒(90包入) 9,610 11,000
参馬補腎丸(240丸) ¥ 6,600 ¥ 7,260
参馬補腎丸(480丸) ¥ 12,100 ¥ 13,200
清営顆粒(90包入) 9,900 10,450
双料参茸丸(6個入) 9,900 10,560
頂調顆粒(45包入) 4,620 5,280
天王補心丹(360丸) 4,050 4,290
天王補心丹(720丸) 7,480 7,920
麦味参顆粒(60包入) 9,070 10,560
八仙丸(540丸) 5,870 6,380
補中丸(450丸) 4,620 5,500
補中丸(900丸) 8,710 9,900
麻杏止咳顆粒(45包入) 3,850 4,400

柴苓湯(さいれいとう)の取扱いをはじめました

小太郎漢方製薬の柴苓湯エキス細粒G「コタロー」【第2類医薬品】の取扱いをはじめました。

本剤は、精神的ストレスや疲労により、胃腸の調子が悪く、体内の水分代謝が上手く働かない方で、胃腸炎などによる下痢や吐き気、むくみなどに効果があるとされています。

【効能・効果】

吐き気,食欲不振,のどのかわき,

排尿が少ないなどの次の諸症:水瀉性下痢,急性胃腸炎,暑気あたり,むくみ

YouTube チャンネルの登録をお願いします!

中田全快薬局では、公式の YouTube チャンネルを開設しています。

 

新しく、漢方特有の「舌診(ぜっしん)」の解説動画をアップしました。

https://www.youtube.com/watch?v=7ipj_je7kfM

 

是非、ご覧ください。またチェンネルの登録も併せてお願い致します。

https://www.youtube.com/channel/UChNQN9_gso0Kapco7k1eSrg/featured

 

これからも、お店やスタッフのご紹介、漢方のことなど、皆様のお役に立てるよう、いろいろな動画を作成していきますので、よろしくお願い致します。

 

中田全快薬局

 

動画デビューします♪

皆さまに、より分かり易く、親しみやすい、地域に寄り添う薬局であるために、若い方にも、漢方の良さを知って頂けるよう、動画によるご説明を行っていきたいと考えています。

そこで先ずは、お店の外観のご説明ビデオを作成しました。

まだまだ YouTuber の域には達しませんが、下記クリックして頂き、温かい目!でご覧頂きたいと思います。

「中田全快薬局の外観です!」

中医学セミナー(10/31)で皆さまのお悩みを伺いました!

10 月 31 日盛岡市アイーナ会場にて、YouTube オンライン中医学セミナーを無事開催することが出来ました。

演目終了後は、漢方相談会を行い、いくつかのご相談を受け、漢方での解決方法をお話しさせて頂きました。

ご参加されました方々、ありがとうございました。

お店では、ご予約を頂ければ、随時ご相談を承りますので、お気兼ねなくお問い合わせ下さい

YouTube ライブ配信中医学セミナー(10/31)

今年は、中医薬の日(毎年 10 月 11 日)の記念イベントとして、YouTube オンラインによる無料の「楽しく学べる中医学セミナー」を 10/31 に開催することになりました。

実際に店頭で漢方相談にあたっている漢方中医学の先生方がお薦めする「イチオシの養生法」や「手軽にできるツボ押しのコツ」をはじめ、フリーアナウンサーの内藤裕子さんをお招きした中医学トークまで、コロナ禍を少しでも笑顔で過ごすためのヒントがいっぱい!是非奮ってご参加下さい。

【テーマ】:私たちが伝えたい中医学の知恵〜家族を守る漢方養生〜

【日 時】:2021 年 10 月 31 日(日曜日) 13:00 ~ 14:30

【参加方法】:YouTube Live にてビデオ配信しますので、お時間になりましたら、下記の URL もしくは QR コードでアクセスしてください。途中からもご参加可能です。なお、お申込みは不要です。

https://youtu.be/01ZR_3pxY0M

【プログラム】

13:00 ~ 13:02 開会のごあいさつ

13:02 ~ 13:05  ビデオメッセージ

13:05 ~ 13:30 講演:「健康に役立つとっておき養生とツボ教えます」
講師:田中友也先生

13:30 ~ 14:30 楽しくトーク「厳選!私の養生」
ゲスト:内藤裕子さん、倉田綾子先生、山本里佳先生

【出演者】:
内藤裕子さん(フリーアナウンサー)
田中友也先生(兵庫中医薬研究会)
倉田綾子先生(東海中医薬研究会)
山本里佳先生(沖縄中医薬研究会)

主催:日本中医薬研究会 後援:イスクラ産業株式会社

ワクチン二回目の副反応と瞑想

みなさんの回りの 65 歳以上の方のほとんどがワクチン接種を完了しているかもしれません。全国的にも、最近では、若い人も、接種出来る環境が整ってきていてるようです。

ワクチン接種で起こる副反応も、大体皆さん程度の差はあれど、同じような症状が接種後半日くらいたつと現れているようです。例えば、接種箇所の重い感じの痛み、微熱、倦怠感 ではないでしょうか。

ただ一日経てば、多くの人は、改善され、何も無かったように生活に戻れるようです。

それでも早くこれらの症状を改善したいと思うのが人情ですよね。

ただこれらの副反応は、免疫が作られている状況で、ある程度我慢するしかないのですが、それでも微熱などの症状緩和として、アセトアミノフェン系の薬剤は比較的安心 して使えます。

一方倦怠感は、どうしましょうか。

本来は、上記のような副反応は、体内で起こっている免疫力を付けるための症状 なので、お薬などを使うのはどうなのかと言う専門家もいます。

このような時には、漢方にも通じる 瞑想 呼吸法 が効果があるかもしえれません。

瞑想はこの十年、IT 企業などのストレス過多な職場で、マインドフルネスとして活用されているのをお聞きになった方もいらっしゃると思います。ワクチンの副反応として倦怠感を強く感じることに対して、瞑想と呼吸法は有る程度役に立つかもしれません。

倦怠感を感じられたら、横になって寝てしまうのが普通ですが、少しだけ体を動かしたりできるなら、以下の様な瞑想をやってみてください。

瞑想を始める前に 15 分から 30 分程度、ヨガが出来る人ならヨガを、軽いストレッチでも結構です。少し 身体の中の「血、水、気」を巡らせます

その後、静かでリラックスできる環境に身を置き、椅子に座ってもいいし、座禅のように胡坐をかいても結構です。胡坐をかくときは、小さくて高めの座布団に座ることをお薦めします。

では、はじめましょう。

先ず目をつぶって、ゆっくり頭の中で 五つ数えながら鼻で吸いこみ、また五つ数えて口で吐きます。出来れば空気の出し入れの音が出てしまうくらいの方が良いかもしれません。

これを続けていくのですが、途中で雑念が入ってきても、それをそのまま頭の中で受け止めます。拒絶せず受け入れます。

そして、また数を数えながら鼻から吸い込み口で吐く動作に意識を向けます。

このような状態を、出来れば 30 分程度以上続けられれば、呼吸のマインドフルネスと呼ばれる瞑想 をしたことになります。

慢性的なストレスを和らげるためには、このようなマインドフルネスを、科学的には、8 週間程度続けることが求められますが、ワクチンの副反応を少し和らげるという意味では、ワクチン接種当日、家に帰ってから少しやってみて下さい。

ポイントは、いつもは無意識で行っている「呼吸」に意識を向けること。ネガティブな雑念を引き受けても、呼吸を意識することで、その雑念を消し去ってしまおうというのが、この瞑想と呼吸の意味です。

仕事のストレスが多いなと感じられている方にも、日常的に瞑想をすることはおススメです。もし興味が御有りなら、マインドフルネスやヨガ瞑想の専門家を訪ねましょう。

お作法は、それぞれ違いますが、根本的には、体内の呼吸を行う時に使う筋肉を正しい方向に導き脳のネガティブさを作る部分を縮小させるのが、科学的な瞑想の効果とされています。

仕事に追われる現代人には、必要なことかもしれませんね。

新型コロナワクチンの現状とは

新型コロナウイルス感染症への最大の抑制手段である「ワクチン」は、厚生労働省の薬事承認を経て、6/15 現在、約 2600 万回の接種が完了しているとのことです。

この段階で、世界各国でのワクチン接種状況と比較すると、日本は、相当に遅れていて、人口 100 人あたり、21 回となっています。(※ ほとんどのワクチンは 2 回接種する必要があります)

主な諸外国の接種状況(6/15 時点)は、それぞれ人口 100 人あたりで、アラブ首長国連邦 141 回、イスラエル 123 回、チリ 108 回、英国 106 回、米国 93 回、シンガポール 80 回、カナダ 79 回、ドイツ 73 回、スペイン 72 回、イタリア 72回、ギリシャ 68 回、フランス 66 回、韓国 31 回、オーストラリア 23 回などです。

それでも日本の接種ペースは急激に早まっていて、政府も11月までに希望者全員に接種が可能となるよう目標を立てて、100 万回/日で接種体制を整え、64 歳以下にも接種が始まります。

 

現在日本で接種出来るのは、ファイザー社製(mRNA)とモデルナ社製(mRNA)の二種類だけですが、先日台湾に無償提供されたアストラゼネカ製(ウイルスベクター)も既に厚生労働省の薬事承認がなされています。

この他、近々薬事承認される予定なのは、ノババックス社製(組み換えタンパク)のもので、日本では武田薬品工業が国内で生産出来る体制を整えています。

国産で先行しているのは、アンジェス社(DNAワクチン)で、現在臨床第2/3相(P2/3)試験を行っていますが、他の国産ワクチンも同様、実用化までには多くのハードルがあり、先が見通せていない状況のようです。

懸念された変異株への効果については、現在承認されているワクチンでは、効果が認められているとのことで、新たな変異株については、不明であるものの、楽観的な研究者が多いと聞きます。

ワクチンの懸念材料は、もちろん副反応、特にアナフィラキシーや血栓について報告されていますが、発生確率的には、非常に少なく、例え発生しても対応できる医療体制を整えているので、総合的な安全性は高いと考えられます。

ワクチンによる集団免疫を獲得するのに、諸外国の例では、国民の 40 % 程度の接種完了から急激に陽性者が減少するようなので、ここが目標としての目安になりそうです。現状日本では、まだ2回接種が完了している割合は 10 % 以下程度なので、順調に行っても数か月先になると考えられています。

ワクチン接種に対しては、中高年よりも、若年層で、打ちたくないと考えているヒトが多いようですが、このようなヒトに対して、差別的な言動がないようにしたいものです。

経済を回しながら、感染を抑える方法を選択している日本では、人流抑制による施策で飲食店や観光業などに多大な影響を与えている現状、技術的には、頻繁な検査とワクチンの両輪で感染拡大を抑制するしかなく、ワクチンの接種動向には特に注視したいと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

春の不調は食養生で改善しましょう

そう言えば、春になると、いつも体調が悪くなるわ…」という女性の方、実は、あなただけの話ではないんです!

特に女性は、春になると自律神経系のトラブルにより、精神面への悪影響と体の不調が現れやすいと言われています。

春先の一日の気温変化の激しさで、漢方的には、疏泄(そせつ)機能(肝の生理機能)が妨げられれ、自律神経のバランスが乱れるとされています。

ゆううつ、ノイローゼ、イライラなどの精神面のトラブルと、さらに下痢、胃腸痛、不眠などを引き起こすことがあります。

疏泄機能を改善するためには、新陳代謝を促すことが重要です。

冬の間に溜まった古いものを体から排泄させ、体内の気・血・水の巡りをよくするために、肝のケアと、肝の機能を元気にするための食養生をお薦めします。

春の養生ポイントは、

 ① 早起きして、散歩したり体操をして、体を動かします。
 ② 気血を補い、免疫力をアップさせ、肝を健やかに保ち自律神経のバランスを取るための食材を積極的に摂ります。

不調のパターン別には、

【寝つきが悪い、夢をよく見る、目が覚めやすいタイプ】

  • ゆり根、カモミール、なつめなど

【めまい、血圧不安定、高血圧気味なタイプ】

  • セロリ、牡蠣、クチナシなど

広くお薦めしたい食材では、

  • 春菊、三つ葉、せりなどの香りのあるもの
  • しょうが、ねぎ、玉ねぎ、にんにくなどの辛味野菜
  • ほうれん草、菜の花、にんじん、えのき、しいたけ
  • ハマグリ、ホタテ、牡蠣、シジミ
  • タラの芽、ふきのとう、うど、ぜんまいなどの山菜
  • いちご、オレンジ、クコの実など

また朝食を抜いたり、冷たいものは、なるべく避けましょう。体内の陽気の上昇が妨げられ、めまい、だるさ、低体温を招きます。

朝は、温かいもの、消化しやすいものを取り、元気に一日のスタートを切りましょう!

 

 

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