ワクチン二回目の副反応と瞑想

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みなさんの回りの 65 歳以上の方のほとんどがワクチン接種を完了しているかもしれません。全国的にも、最近では、若い人も、接種出来る環境が整ってきていてるようです。

ワクチン接種で起こる副反応も、大体皆さん程度の差はあれど、同じような症状が接種後半日くらいたつと現れているようです。例えば、接種箇所の重い感じの痛み、微熱、倦怠感 ではないでしょうか。

ただ一日経てば、多くの人は、改善され、何も無かったように生活に戻れるようです。

それでも早くこれらの症状を改善したいと思うのが人情ですよね。

ただこれらの副反応は、免疫が作られている状況で、ある程度我慢するしかないのですが、それでも微熱などの症状緩和として、アセトアミノフェン系の薬剤は比較的安心 して使えます。

一方倦怠感は、どうしましょうか。

本来は、上記のような副反応は、体内で起こっている免疫力を付けるための症状 なので、お薬などを使うのはどうなのかと言う専門家もいます。

このような時には、漢方にも通じる 瞑想 呼吸法 が効果があるかもしえれません。

瞑想はこの十年、IT 企業などのストレス過多な職場で、マインドフルネスとして活用されているのをお聞きになった方もいらっしゃると思います。ワクチンの副反応として倦怠感を強く感じることに対して、瞑想と呼吸法は有る程度役に立つかもしれません。

倦怠感を感じられたら、横になって寝てしまうのが普通ですが、少しだけ体を動かしたりできるなら、以下の様な瞑想をやってみてください。

瞑想を始める前に 15 分から 30 分程度、ヨガが出来る人ならヨガを、軽いストレッチでも結構です。少し 身体の中の「血、水、気」を巡らせます

その後、静かでリラックスできる環境に身を置き、椅子に座ってもいいし、座禅のように胡坐をかいても結構です。胡坐をかくときは、小さくて高めの座布団に座ることをお薦めします。

では、はじめましょう。

先ず目をつぶって、ゆっくり頭の中で 五つ数えながら鼻で吸いこみ、また五つ数えて口で吐きます。出来れば空気の出し入れの音が出てしまうくらいの方が良いかもしれません。

これを続けていくのですが、途中で雑念が入ってきても、それをそのまま頭の中で受け止めます。拒絶せず受け入れます。

そして、また数を数えながら鼻から吸い込み口で吐く動作に意識を向けます。

このような状態を、出来れば 30 分程度以上続けられれば、呼吸のマインドフルネスと呼ばれる瞑想 をしたことになります。

慢性的なストレスを和らげるためには、このようなマインドフルネスを、科学的には、8 週間程度続けることが求められますが、ワクチンの副反応を少し和らげるという意味では、ワクチン接種当日、家に帰ってから少しやってみて下さい。

ポイントは、いつもは無意識で行っている「呼吸」に意識を向けること。ネガティブな雑念を引き受けても、呼吸を意識することで、その雑念を消し去ってしまおうというのが、この瞑想と呼吸の意味です。

仕事のストレスが多いなと感じられている方にも、日常的に瞑想をすることはおススメです。もし興味が御有りなら、マインドフルネスやヨガ瞑想の専門家を訪ねましょう。

お作法は、それぞれ違いますが、根本的には、体内の呼吸を行う時に使う筋肉を正しい方向に導き脳のネガティブさを作る部分を縮小させるのが、科学的な瞑想の効果とされています。

仕事に追われる現代人には、必要なことかもしれませんね。

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