ダイエットの季節がやってきました!

厚生労働省や経済産業省など国の機関では、日本人の健康に関して、それぞれの省庁で、医療費や保険料を下げること、労務環境としての健康企業活動(ホワイト企業)などの目的で、特に生活習慣病 ⇒ 糖尿病 ⇒ 腎臓病への移行を防止するために、先ずは生活習慣病への対策を推し進め、医学研究においても、未病や健康データベースの活用などに重点を置いて予算を振り向けたりしています。

実際、生活習慣病と言われる範囲は、高血圧症、高脂血症、糖尿病、たばこによる循環器病、お酒によるアルコール性肝疾患などが挙げられています。

では、その対策は、(厚生労働省のスローガンとして)

1 に「運動
2 に「食事
しっかり「禁煙」最後にクスリ

となっていて、予防が最も大事だと言っています。特に運動に関しては、糖尿病、心臓病、脳卒中、がん、足腰の痛み、うつ、認知症などのリスクを下げる効果があるので、是非適度な運動を日々心がけ、健康を手に入れましょう!

一般にダイエットを行おうとする人は、生活習慣病予防のため以外にも、スリムに見せたい、スポーツを頑張りたい、かっこいい服が着たいなど、人それぞれ目的は違いますが、健康寿命を延ばすためのダイエットは、やはり適度な運動と適正な食事に尽きます。

運動の目安としては、

65 歳以上:強度を問わず、身体活動を毎日 40 分
18 歳~64歳:歩行以上の強度の身体活動を毎日 60 分、息が弾み汗をかく程度の運動を毎週 60 分
18 歳未満:毎日最低 60 分以上

が必要です。ここで身体活動とは、歩くこと、階段を上ること、椅子に座ったまま腹筋運動、椅子に座ったり立ったりのスクワット運動などを指しています。

次に食生活ですが、最近流行りの炭水化物ダイエットや糖質制限ダイエットは、一定の効果が認められているものの、全ての人に推奨されているわけではないようです。

一般に、基礎代謝のカロリー以上に食べなければ、太ることは無いのですが、問題は、その中身。

※基礎代謝の計算
ハリス・ベネディクト方程式(改良版)を使った基礎代謝量
男性: 13.397×体重kg+4.799×身長cm−5.677×年齢+88.362
女性: 9.247×体重kg+3.098×身長cm−4.33×年齢+447.593

通常、三大栄養素である、炭水化物、脂質、タンパク質の割合は、多少の運動をする人なら、2 対 1 対 1 が良いと言われています。もちろんその他の栄養素(ビタミン、鉄、カルシウム、ナトリウム、カリウム、食物繊維)も適量を摂取します。

ただ食事の課題は、運動と違い、日々の献立や外食、中食など、中々栄養成分やカロリーが見えずに、ついつい甘いものなど好きなものを摂りがちですが、今食べたものは、何カロリーで、栄養成分が何か、一日の摂取カロリーや栄養バランスを知ることが出来る無料のスマホ・PC のアプリが出ています。コンビニやスーパーの冷凍食品や中食食料品などのパッケージに付いているバーコードを読みとる事で簡単にカロリーや栄養素を記録してくれます。
下記の URL、是非試してみては如何でしょうか。

https://www.myfitnesspal.com/ja/

また私達中田全快薬局では、お客様の体質、体調に合わせたダイエットのお手伝いも行っています。

痩せるために健康を害することは本末転倒です。人それぞれの体質や体調に合わせ、運動や食事のアドバイスを行いますが、不調な状態では、ダイエットも効果的に進むことはありません。

体質改善をベースに、必要に応じてお薬もご用意していますので、今年の夏に向けて、ダイエットを考えておられる方は、是非ご相談ください。

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暑くなってきましたね☀

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※夏期限定となります🌻

初夏のお肌トラブル対処法!

長いゴールデンウィークも終わり、春から夏に向けて紫外線がきつくなったり、気温も一気に上昇する季節です。

当然ながら、女性のお肌トラブルが出易くなるのも、この季節。

今までは大丈夫だった発疹やジュクジュク症状が出て来る人もちらほら見受けられます。

季節の変わり目は、いつも女性のお肌トラブルが出易くなりますが、多くが気候や環境の変化(外因:がいいん)や、アレルギー症状が原因の体調不良(内因:ないいん)から来ると言われています。

これらのトラブルを避けるためには、中医学/漢方では、消化器系の機能を高めることとされていて、さらに皮膚に停滞する毒素を解毒するために、腎の働きも高めておく必要があります。

ただしその出てくる症状は、人それぞれ異なります。下記のタイプのどれかに近いと感じられたら、それぞれ異なる対処のアドバイスを実践してみてください。

1. からだのあちこちに痒みが出るタイプ

 特徴:からだのあちこちが痒くなり、特に上半身に症状が出易く、症状の変化も早い。
 対処:香の良いもの、辛味のあるものがおすすめです。例えば、スイカズラの花(金銀花)茶、はっか、菊花、しそ、三つ葉、シャンツァイ(香菜)など

2. ジュクジュクした症状のタイプ

 特徴:ジュクジュクした症状が、下半身に出易く、慢性化し易い。食欲も不振気味で、口の中がねばねばする。軟便タイプ。
 対処:からだにたまった余分な水分を出すため、味の薄いもの、利水作用(体の中から余分な水分を排泄)のあるものを中心に、甘いものは避けてください。例えば、ハト麦、ドクダミ、オオバコ、冬瓜、小豆、もやし、緑豆、春雨など

3. 赤みや熱感のあるタイプ

 特徴:皮膚の熱感、赤み、痛み、炎症、ニキビなど化膿しやすく、口が渇き、尿が黄色く、便秘気味。
 対処:からだから余分な熱を取り除くため、苦味のあるもの、体の熱を冷ます働きのある涼性のもの、体の中から余分な水分を排泄する利水作用のあるもので、体の熱を取り除きます。例えば、ごぼう、苦瓜(ゴーヤ)、レタス、すいか、豆腐、緑茶、たんぽぽ茶など

4. 乾燥肌タイプ

 特徴:皮膚の乾燥とかゆみ、口や鼻の乾燥、から咳、便秘気味
 対処:潤いを与える食材、コラーゲンを豊富に含むものをしっかり食べて栄養を摂ります。例えば、ほうれん草、りんご、白きくらげ、なつめ、はちみつ、豚の皮、大根など

このように人それぞれ症状が異なりますが、基本は、外からのトラブル要因を取り除くことです。

皮膚を清潔に保ったり、家の中もホコリが溜まらないよう、こまめに換気や掃除をしましょう。

肌を潤す生薬には、当帰(とうき)や高麗人参、紫根(しこん)などの植物エキスやビタミンE、ヒアルロン酸が配合された化粧水やクリームを使って丁寧なスキンケアを心がけてください。

その他、甘いもの、脂っこいもの、コーヒー、アルコール、たばこは控えめに。睡眠を充分に取り、ストレスをためないことも重要です。

具体的な症状でお悩みの場合には、是非中田全快薬局までご相談ください。季節の変化によるお肌トラブルを毎年経験されている方、心配な方に、適切なアドバイスと、必要に応じて、おくすりもご提案致します。

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妊活をはじめましょう!

前回のブログでは、春が近づくと、いろいろな病気や症状によって、特に女性の方々にはトラブルが発生することが少なくないというお話しをしました。

例えば、花粉症に伴う鼻炎や結膜炎、自律神経のトラブルによるイライラや下痢、胃痛、不眠などの症状がこれにあたります。

一方、妊活をはじめようとする方々の中で、生活習慣の乱れや食生活、運動不足などで、春のトラブルに似た不調な状態が原因で妊娠に至らず、過去不妊治療も経験されて上手く行かなかった方も少なからずいらっしゃるかもしれません。

春は、ある意味、不調(未病状態)を改善するタイミングとして、妊活を始める方々にも良いタイミングかもしれません。

では「妊娠しやすい」とは、どんな状態、体調なのかということですが、中医学では、「腎(じん)」、「気(き)」、「血(けつ)」を整えることが妊娠しやすいからだを作るとされています。

先ず、「」を元気にするためには、腎の働きを低下させる要因を改善することであり、その原因は、加齢、冷え、睡眠不足、運動不足、偏食、飲酒ですから、滋養強壮効果のある漢方薬で腎の機能を強化することが考えられます。

次に「」を元気にするためには、気の働きを低下させる要因の改善です。気の巡りが悪くなる要因は、ストレス、不安・心配事ですから、先ず気を落ち着かさせ、流れを改善させるために、逍遥丸などのお薬が用いられます。

最後に「」の巡りですが、これに悪影響を与えるのが、偏食や冷え、極端なダイエットが挙げられます。これらを改善するために婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)や参茸補血丸(さんじょうほけつがん)などが適用されます。

 

中医学/漢方では、実は、婦人病や不妊症の対応は得意分野で、西洋医学の理論も含めた「周期療法」という不妊症の治療法が確立されています。

この周期療法は、ご婦人の体温の変化をみながら、お薬の服用も変更し、健康な体を維持した上で妊娠しやすい体調に持って行く方法です。

 

周期調整法では、これらの基本的な考え方を月経期、卵胞期~排卵期、黄体期にそれぞれ変化を付け適用していきます。

例えば、月経期には、気血の巡りを良くするもの卵胞期~排卵期には、血を養い、腎を補うもの、血の巡りを良くするもの黄体期には、血を養うもの、腎の陽気を補うものというように、基礎体温のステージによって、適用する漢方薬を変えながら体調を整えるという考え方です。

もちろん人によって体質が異なるため、画一的に皆さんに同じ方法を取るわけではなく、その方の個々の体調・体質(証)に応じて、適切な対応方法をご提案出来るのが、漢方/中医学の良い処でもあります。

もしこれから妊活をしようと考えておられるカップルの方々、病院では上手く行かなかったと思われる方々、病院にも行っているけども漢方妊活にも興味があるという方は、是非男性もご一緒に、中田全快薬局までご相談ください。男性も含め、妊娠し易いような体調管理や食生活、生活習慣について、適切なアドバイスと、必要に応じて、お薬のご提案を行います。

「春」は、女性の大敵!?

ここ最近、気温の差が激しくて、温かい日は良いのですが、また寒くなったり、体の調整機能が追いつかずに、風邪を引いたり、原因不明の不調に悩まされていませんか?

漢方/中医学では、春先の気温変化が激しい時候には、肝(かん)の疏泄(そせつ)機能が妨げられ、体の中の血、水、気の巡りが悪くなると言われています。

特に「気」の巡りの悪さ、つまり気滞(きたい)という不調状態につながり、ゆううつ、ノイローゼ、イライラ、怒りっぽい、やる気がでない、などメンタルな症状として現れたりします。

このような春先のタイミングでさらに生活環境(家庭や職場など)で、ストレスを感じることがあると、気滞の状態がさらに悪化する懸念があります。

このような精神的なトラブルは、時に体の不調、例えば、下痢や胃痛・腹痛、不眠、めまいや血圧の不安定などの症状を引き起こすこともあります。

新入生や社会人一年生が、新しい環境からストレスを受けて五月病になることがありますが、これも実は「肝」の機能が悪くなっている可能性があります。

肝の不調におすすめの食養生として、

・春菊や三つ葉、せりなどの香味野菜
・ほうれん草、クコの実、金針菜(きんしんさい)、レバーなどの補血効果のあるもの
・オレンジ、グレープフルーツ、みかんなどの柑橘類
・ミント、バラ、ウコンなどのハーブ類
・ハマグリ、アサリ、シジミなどの貝類

があります。

漢方薬の生薬では、柴胡(さいこ)、薄荷(はっか)、陳皮(ちんぴ)を使ったものが適用されます。

陳皮は、みかんの皮を干して乾燥させたものをお茶として頂くこともお勧めです。無農薬のみかんが手に入ったら、是非、陳皮茶を。イライラを取り除いてくれますよ。

もし不眠の症状(寝つきが悪い、目が覚めやすいなど)があるなら、ゆり根やカモミール、なつめがおススメです。

このような気滞(きたい)の症状には、肝の疏泄(そせつ)機能を整え、体のバランスを取る、ストレスに強いからだになることを目的とした「逍遥丸(しょうようがん)」というお薬もあります。

逍遥丸は、女性の不妊や婦人病(更年期障害など)にも効果があり、精神不安やいらいらを鎮めます。

春は、特に、女性にとって要注意な季節。

上記に挙げたおすすめ食材やお薬で、気血を補い、免疫力をアップさせ、運動も欠かさないようにして、肝を健やかに保ち、難敵の春を乗り切りましょう!

逍遥丸や春の不調については、是非中田全快薬局までご相談ください。次回は、逍遥丸にも関係する妊活をテーマにお話しします。

アンチエイジングと活性酸素の関係は?

厚生労働省によると、2018 年の日本人の平均寿命は、男性は「81.09才」、女性は「87.26才」と世界的にも長寿の国であることは疑いようがありません。

ライフプランナーは、今の 40 才代のサラリーマンに、「あなた方は、100 才まで生きるのだから第三フェーズまでの人生設計、財務設計を今から考える必要があります」と言うようです。

つまり第一フェーズは、定年まで、第二フェーズは、定年から前期高齢者の 75 才まで、第三フェーズは後期高齢者として 100 才までの期間となります。

この部分の話は、このブログの「100 才を生き抜くための健康ダイエットとは」でも書いていますが、今回は、ダイエットではなく、アンチエイジングのお話しです。

皆さんは今の長寿が当たり前のように思われているかもしれませんが、実は、1950 年くらいでは男性は、58 才、女性は 62 才が平均寿命だったんです!この半世紀で飛躍的に寿命が延びたことが分かります。ある意味アンチエイジングとしての効果が出るようなアクションを日本人や日本社会が行っていたことになりますが、そこに貢献するのが、内的要因、外的(環境)要因の両面で、今までは、外的要因として主に医療(ガンの死亡率減少、感染症の防御など)の発展や医療機関に見てもらい易い保険制度が挙げられていました。もちろん医療の発展によるアンチエイジングへの貢献は、これからも続きますが、みなさん個人という意味では、これからのアンチエイジングは、内的要因に目を向けることが重要となります。

「老化」は、誰にも例外なく起こりますが、そのスピードを早めたり、遅くしたりは、個々の生活習慣が大きく影響することは、みなさんもご承知の通り!

テレビや雑誌など、いろいろなアンチエイジングの話題がある中で、医学的、科学的に確かなことは、老化に最も影響を与えている物質が、体内で発生する「活性酸素」だということ。

ただ活性酸素が人の健康にとって全くの悪者ではなく、時にガンなどを攻撃する良い面も持っていることもご理解下さい。

アンチエイジングに話を戻すと、単純に言えば、この「活性酸素」を増やさないように制御出来れば、人は長生きになるということです。

では、この老化という意味での悪者「活性酸素」、どうしたら増やさない、除去したりできるのでしょうか。

以下は、動物実験などで実証されていることで、

1. 食事のカロリー制限や特定の食材
2. 適度な運動
3. 特定のポリフェノール摂取
4. 特定の医薬品、漢方薬

などが挙げられます。

中田全快薬局が得意としている漢方薬で言えば、「丹参(たんじん)」という生薬に、活性酸素を
除去する効果を実証した研究発表があります。このことが直接アンチエイジングにつながるのかと
いう臨床結果は今後の研究を待つ必要がありそうですが、漢方にも、アンチエイジングの可能性に
ついて科学的な立証が出来る時代も遠からずではないでしょうか。

この丹参が含まれた漢方薬に「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」がありますが、現在の冠元顆粒の
効能・効果である高血圧、肩こり、腰痛などに加え、近い将来、アンチエイジングや認知症、糖尿
病などへの効果もうたわれる可能性を秘めた学術研究や臨床研究が数多く実施されていることも
事実です。

私達は、様々な体の不調を訴える 40 才代の方々に、時にこの冠元顆粒をご提案することがありますが、他の病気や不調が良くなったというご報告も少なからずお受けすることがあるのも事実です。

医薬品の世界で、プラセボ効果という薬効成分が無いにもかかわらず、効果が出てしまうという
現象がありますが、この冠元顆粒が他の不調を軽減したりすることは、プラセボ効果とは全く
違う面を持っていますので、医薬品を取り扱う薬剤師としては、患者さんの言葉がちょっと嬉しく
なったりもします。

一方、活性酸素を増やすのは、太陽光線、車などの排気ガス、高強度の運動、糖分摂取が認められています。夏に車の多い通りででランニングしている人は、活性酸素を出しまくり?ですね。

45 才を過ぎて、100 才まで生かされることになる現代。好むと好まざるとにかかわらず、私達は、
老化、望むべくは、ゆっくりした老化と付き合っていきたいものです。

その世代のフェーズに沿って、活性酸素と上手く付き合うことを考えなければならない時代です。

私達中田全快薬局は、アンチエイジングにとても興味を持って、最新動向をウォッチしています。

お薬だけでなく、運動やお食事、サプリメントなど、多くのノウハウも持ち合わせていますので、
是非ご興味のある方は、ご相談下さい。

認知症と漢方

高齢者の方には辛い寒い冬。暖かいお家の中に居続けたいのは、老若男女共通ですが、特に高齢者には、運動不足や高血圧などにつながって生活習慣病の症状、つまり血液や血管に良くない影響(脳梗塞や心筋梗塞など)を与えることが心配されます。

実は、こういった血管系のトラブルは、認知症へとつながっています。

厚生労働省によると、日本の認知症患者数は、2012 年時点で約 462 万人、65 歳以上の高齢者の約 7 人に 1 人と推計されています。さらに団塊の世代が 75 歳以上になる 2025 年には、高齢者の 4 人に 1 人が認知症あるいはその予備軍と想定されています。

一般に認知症とは、アルツハイマー病と脳血管障害による認知症がほとんどですが、近年アルツハイマー病の比率が高まっているようです。

脳血管障害の認知症では、脳の血管が詰まったり破れたりするものがほとんどですがアルツハイマー病は、遺伝因子と加齢、生活習慣が複合的に原因となっているようです。

このような認知症への治療において、最近の研究では、漢方の効果が期待できるものがいくつも報告されていて、特に脳の血流に良い効果を与えることが認知症の改善にも役立つというものが多いようです。

その一つは、「釣藤散(ちょうとうさん)」。このお薬は、脳の血流が悪くなったことで起こる「幻覚、妄想、睡眠障害など」を改善できるとされていますし、大きな地震の後に揺れていないのに揺れたように感じる、めまいやふらつきといった地震酔いにも効果があります。

もう一つの認知症への改善を期待できるものが「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」です。

冠元顆粒の主成分である「丹参(たんじん)」には、血管力を増す、つまり血流を改善したり瘀血(おけつ:血液がどろどろの状態)を改善することで、脳の細胞死が抑えられたり、記憶障害を軽減させる効果が認められ、脳血管障害となる脳虚血に対して効果が認められる研究結果(福岡大藤原教授、富山大横澤博士)があります。

お客様の中にも、当初、血圧高めの高齢者の肩こりや腰痛改善にと息子さんの薦めで飲み始めた冠元顆粒によって、認知症の初期症状と思われる、会話の噛み合わない状態から、三か月ほど経過した後、まともに会話ができるようになったと喜んでおられる方もいらっしゃいます。

最近ではストレスなど生活習慣の影響もあってか、若年性アルツハイマー病の方も多くなっているそうです。

認知症の予防は、周りの家族の方も巻き込む高齢者の寝たきり予防にもつながり、これからの日本の医療にとっても重要なテーマのひとつです。

高齢者の家族の方々から、冠元顆粒をおすすめ頂くのも良いかもしれません。認知症をご心配をされている高齢者の方や、そのご家族のみなさま、是非中田全快薬局までご相談下さい。

「乾燥」と「冷え」

暑かった夏が過ぎ、秋が過ぎ、あっという間に冬。その季節の変わり目に直接体に感じられるのは、一番が「乾燥」、二番が「冷え」ではないでしょうか。

秋冬になるということは、気温が下がることで夏の湿気がなくなり、空気が「乾燥」すると共に体にも乾燥の影響が出てきます。

漢方/中医学では、乾燥に弱い臓器は「」とされ、ここが弱ってしまうことで、喉の渇き、空咳、痰が切れにくいという症状が現れます。風邪ではないのに、時々空咳が出る、のどに違和感があるなど…

乾燥の対処として、「陰(いん)」を補うことが重要とされ、食養生として、酸甘化陰(さんかんかいん)という言葉で表されるように、酸っぱいものと甘いものを併せて摂れば陰が増えるという意味になります。

「乾燥」対策には、みかんや梨、びわなどの果物がおすすめです。
また乾燥は、皮膚や粘膜のトラブルも引き起こすため、乾燥肌でかゆみが出るヒトもいます。

このような乾燥から来る症状の方には、滋陰(じいん)、益気(えっき)、潤肺(じゅんはい)につながる、長芋、自然薯、レンコン、ゆり根、牛乳、豆乳、松の実、梨、みかん、びわ、サンマ、牡蠣などの食材がおすすめです。漢方薬では、麦門冬(ばくもんとう)が良く用いられます。

秋の乾燥の次に来るのが、冬の「冷え」ですが、既に秋口から、冷えに悩む冷え性のヒトも少なくありません。

漢方/中医学では、「冷え」のタイプとして、

胃腸虚弱型
瘀血(おけつ)型
陽気不足型
血不足型

の四つのタイプがあります。

先ず、胃腸虚弱型の特徴として、手足の冷えに加え、食欲不振、軟便、下痢、疲労感の強いことが挙げられます。

先ずは胃腸を整えることを考え、特に胃腸を温める食材を選んでください。例えば、みょうが、ねぎ、三つ葉、ほうじ茶、しそ、胡椒、しょうがなどがおすすめです。
漢方薬では、参馬補腎丸(じんばほじんがん)が適用されます。

次に瘀血(おけつ)型。このタイプは、血がどろどろの方なのですが、冷えにしびれや痛みが伴うことがあります。血の流れをスムーズにするために、玄米、ウコン、らっきょう、いわし、サンマ、シナモンなどの食材がおすすめです。
漢方薬では、冠元顆粒(かんげんかりゅう)が適用されます。

陽気不足型の特徴は、手足の強い冷えです。むくみや頻尿があるかもしれません。これを改善するためには、体を温めるため、山椒の実、ニラ、えび、ねぎ、八角、羊肉、しょうが、唐辛子などの食材をバランス良く摂取することが大事です。
漢方薬では、参茸補血丸(さんじょうほけつがん)が適用されます。

 

また血不足のヒトは、手足の末端の冷えがひどいヒトです。息切れや疲労感も強く出るかもしれません。このタイプでは、キノコ類、鶏肉、うなぎ、もち米、豆腐、鮭、クコの実、なつめなどの食材で血と体力を補います。
漢方薬では、婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)が適用されます。

乾燥と冷え、どちらも食養生と漢方薬の体質改善で、この秋冬の邪(じゃ)を乗りきりましょう!

乾燥や冷えのお悩みは、中田全快薬局までご相談ください。お客様の体質にあった乾燥や冷えの対応方法をご提案します。

カポニー産業製品の取扱いをはじめました

中田全快薬局では、下記のようなカポニー産業のお薬の取扱いをはじめました。

 

松寿仙(しょうじゅせん、カポニー産業)

私たちの体には、本来、生体機能のバランスを保ち、いつも健康を維持しようとする働きがあります。これを自然治癒力あるいは恒常性維持能力といいます。そして、この働きを賦活して健康を保持することを滋養強壮といいます。
松寿仙は、自然の原料であるクマザサ葉・赤松葉・朝鮮人参から抽出した有効成分により虚弱体質、胃腸虚弱の方及び病中病後、食欲不振、肉体疲労の時に優れた効果をあらわす滋養強壮保健薬です。

 

紫華栄(しかろん、カポニー産業)

私たちの体には、本来、生活における色々な刺激や変化に対し、生体の機能のバランスを保ち、いつも健康を維持しようとする働きがあります。この働きを自然治癒力といいます。そして、この働きを賦活して健康を保持することを滋養強壮といいます。 紫華栄はシコン(紫根)をはじめ、トウキ(当帰)・ニンジン(人参)など7種の生薬エキスをヨクイニン(ハトムギの種子)末に混合した顆粒剤で、これらの有効成分の働きによって、肉体の疲労・冷え症・血色不良・虚弱体質・発育期・胃腸虚弱・食欲不振などにすぐれた滋養強壮効果を発揮します。

 

新ササカール(しんささかーる、カポニー産業)


カルシウムは私たちの骨や歯をつくっている重要な構成成分です。また、そればかりではなく血液にとけ込んで全身に運ばれ、筋肉の働きや神経機能の調節、更に全ての細胞の働きに重要な役目を果たしています。成人の場合、カルシウムの一日必要摂取量は約600mgとされています。新ササカールはボレイ末とグルコン酸カルシウムに乳酸カルシウムを加えて一日量で約600mgのカルシウムが摂れるようにしてあります。ボレイ末は、昔から良質なカルシウム源として利用されているばかりでなく、漢方生薬の古典である『神農本草経』にも収載されている昔から重要な薬物の一つでもあります。グルコン酸カルシウムと乳酸カルシウムは胃液の中での溶解性が高く吸収の良いカルシウムです。また、新ササカールはカルシウムの補給と栄養・吸収のバランスを考えてビタミンB群とカルシウムの吸収を良くするビタミンDの前駆体であるエルゴステリンや多種類のアミノ酸を豊富に含有している乾燥酵母を配合してあります。
成長期のお子様から若い女性、或いは妊産婦の方、そしてお年寄りまで、ストレス社会に生きるすべての方を対象とした大変にのみやすい吸収のすぐれたカルシウム剤です。

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上記でご紹介した以外にも各種お取り扱い商品がございます。

また、ご希望により、店頭にない商品もお取り寄せが可能です。是非中田全快薬局までお問い合わせ下さい。

全国どちらの処方箋でも受け付けています!

中田全快薬局の処方箋に関して

当薬局では処方箋に基づく調剤もお受けしております。
ご用意までのお時間にお近くショッピングセンターでのお買い物も可能です。是非ご利用ください。

※お薬の内容によってはご用意までにお時間をいただく場合がございます。
※来局前にFAXをいただきますとご用意がスムーズです。
《FAX:019-613-5687》

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