瘀血(おけつ)におすすめの食材

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

寒い日が続いていますが、皆さま体調を崩したりしていませんか?

温かい日と寒い日の寒暖差が大きくなると、特に血管の収縮拡張の調整が難しくなり、普段、血流は正常なのに、秋口になると急に瘀血(血が滞る状態)になるケースが多く見られます。このような方々には、肩こりや腰痛が出てくる、血圧が夏よりも高めになるなどの症状が現れることがあります。

そんなときには、瘀血(おけつ)を疑ってみて下さい。

ご自分でご自分の舌を診て、少し紫がかっていたり、舌の裏に青みが見えたら、瘀血のサインかもしれません。

このような瘀血の状態を改善する食養生には、五つのポイントがあります。

① 美食、過食を避ける事
② 適度な運動を心がける事
③ 血をさらさらにする食材を多く摂る事
④ からだを冷やし過ぎない事
⑤ 料理には、温かいものや辛いものを基本とする事

また避けたい食べ物としては、血行不良の原因となる、

〇 冷たい飲み物や食べ物
〇 肉の脂身などの動物性脂肪、バター、生クリーム
〇 チョコレートなどの甘いもの
〇 味の濃いもの、塩辛いもの

おすすめの食材としては、

にんにく:からだを温め、血行を促進し、疲労回復にも効果
さんま、いわし:気と血を補い、血行を良くし、脂質代謝異常症、動脈硬化の改善
玉ねぎ:からだを温め、血をさらさらにさせ、中性脂肪と血糖値の改善
:血を補い、血行を良くし、美顔美肌、通便改善
黒きくらげ:血を補い、血行促進、通便、動脈硬化の改善
らっきょう:健胃、血行促進、胸痛、不整脈の改善

その他、お薦めのお茶として、
〇 紅花茶、バラ茶、ほうじ茶

秋は、食欲の秋でもありますが、あまり美食に過ぎず、体を温めるものを
基本として血行を促進するものを沢山摂りましょう!

漢方薬としては、冠元顆粒や杞菊地黄丸、頂調顆粒、婦宝当帰膠B などが適応しますが、それぞれお客様の体質や体調によって、処方のアドバイスが異なります。

是非、瘀血かなと感じられましたら、中田全快薬局までご相談下さい。

あなたに合った食養生や漢方薬のご提案を致します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。