COVID-19 は「血管」の病気

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新型コロナウイルスによる「COVID-19」。

この COVID-19 という病名の日本語訳として、当初「新型肺炎」として、メディアに取り上げられ、その症状(発熱、咳、呼吸困難等)を見ても、疑う余地はありませんでしたが、この一か月ほどの論説では、新型肺炎ではなく、血管系の病気であるという説明が多くされるようになってきました。

特に重症化を引き起こす肥満や高血圧、糖尿病といった生活習慣病そのものが血管の損傷により引き起こされていることから、その持病を抱える人が新型コロナウイルスに感染すると、さらに状態が悪化し、重篤化に至るケースが多いことが各国の調査で明らかになり、これがサイトカインストームを引き起こし全身の多臓器不全へとつながることが分かってきました。

日本医事新報社の緊急寄稿「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する漢方の役割(渡辺賢治ほか)」の元となるレポートでは、中国での中医薬の適用(漢方治療)の全容が明らかになっており、重症化を防ぐという観点において、生活習慣病の持病を持つ感染者への対応に、血液の流れを改善する中医薬が使用されていたことが指摘されています。

日本の漢方薬として、それに該当するのが「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」です。

冠元顆粒は、もともと生活習慣病の肥満、高血圧、糖尿病、脳梗塞、などの血管系の症状を改善することが、多くの研究論文で指摘されてきましたが、まさに新型コロナウイルスの重篤化を予防する事につながっています。

岩手県では、いまだに感染者ゼロが続いていますが、第二波の到来も予測されている中、生活習慣病を持つ方々は、今一層の感染予防をお願いするとともに、今の内に持病の改善をお願いします。

免疫力を高める、重篤化を防ぐという観点において、上記のような中医薬(漢方薬)による知見について、是非ご相談ください。

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