男性の更年期障害

更年期障害というのは、女性特有のものと思いがちですが、男性にもよく似た症状が起こり得ます

40 歳から 50 歳代の方が、下半身や指先が冷え性なのに、頭がのぼせる、動悸がして頻尿や頭痛がある、倦怠感があり不眠がちだという人は、更年期を疑ってみても良いかもしれません。

一般に男性の場合には、前立腺に関係した症状(頻尿や残尿感など)が見られることが多く、男性ホルモン(テストステロン)の影響を受けやすい臓器で、男性ホルモンの量が激変することで起こる症状のようです。

漢方で、男性の更年期障害で用いられるのは、老化との関係性が強い「腎(じん)」への対処です。

体質的に虚弱なタイプ、元気やエネルギー不足、冷え性で胃腸が弱めな方は、参馬補腎丸や、頻尿や泌尿器系の症状には、八味地黄丸瀉火補腎丸などが使われます。

      

根本的な改善方法は、生活習慣の乱れを正し、ストレスの開放、食事と睡眠を規則正しくとることも重要です。

この季節、忘年会やクリスマスパーティなど、お酒を飲む機会が増え、生活習慣を乱しがちで、更年期障害を発症させる原因になることもあります。くれぐれも、適度にストレス解消になる程度にお願いします!

もし男性の更年期の症状に思い当たる節がある方は、是非中田全快薬局までご相談下さい。あなたの症状や体質にあった食養生や漢方をご提案します。

漢方で言う「陰」と「陽」とは

東洋医学では、森羅万象、「」と「」の二つの概念で成り立っているという理論があります。

例えば、女性や月は「陰」、男性や昼は「陽」に分けられていますが、病気の経過や状態(病態)についても、この二つの指標が用いられます。

陰陽の関係は、対立するものではなく、お互いにバランスを取っている関係ということなのです。

漢方で言われる、病態における陰陽をご紹介すると、

」のタイプ(陽証:ようしょう)の方は、活動的で暑がり、せっかちな性質で、からだの反応が旺盛な初期の段階をいい、急性病や興奮状態を指します。

」のタイプ(陰証:いんしょう)の方は、からだが冷えやすく(顔色が青白く)、慢性病や抑制状態を表します。

これら陰陽は、それぞれの特徴が足りない状態、つまり「虚」という言葉とつながって、下記のような不調の状態を表します。

陰虚(いんきょ)は、体液不足タイプで、微熱が続いたり、顔や手足のほてり、皮膚のカサカサ、鼻・唇・喉の乾燥感を感じやすいなどの症状があります。

陽虚(ようきょ)は、冷えタイプで、寒さに弱い、風邪を引きやすい、トイレが近い、むくみやすい、足腰のだるさなどの症状があります。

特に陰虚は、加齢とともに潤い不足になる傾向がありますので、秋冬のシーズンには特段のケアが必要となります。水を司る「」の機能を補ったり、潤いを生み出す「脾(消化機能)」の働きを回復させることを改善法としてお勧めしています。

上記のような陰虚傾向あるいは陽虚傾向が感じられる方は、是非中田全快薬局までご相談下さい。各々の方々の証(しょう、見立て)に沿った改善方法をご提案致します。

気血両虚(きけつりょうきょ)の食養生

前回のブログでは、瘀血(おけつ)の症状がある方への食養生の内容をお示し致しました。

今回は、瘀血と並び、日本人女性の大多数が、この症状を持っていると言われている気血両虚(きけつりょうきょ)の食養生のお話しです。気血両虚とは、気虚と血虚を併せ持った体質ということです。

気虚(ききょ)では、気が不足することで、倦怠感や息切れ、風邪を引きやすい、冷え性などが現れます。血虚(けっきょ)では、血が不足することで、めまいや立ちくらみ、肌がかさかさする、白髪や抜き毛が気にあるなどの症状が現れます。血虚は特に婦人病に直結することがあり、生理不順や不妊症にもつながります。

先ず、気虚、血虚とも避けたい食べ物は、冷たい飲み物や食べ物、刺身などの生もの、天ぷらなどの脂っこいもの、チョコレートなどの甘いもの、唐辛子を使った辛い刺激の強いものは、避けてください。

また食養生としてのポイントは、胃腸の消化吸収を高め、胃腸に負担を掛けない食事が基本です。気虚には、火を通したものを、血虚には、甘味、酸味を取り入れ、黒い食材、赤い食材を積極的に摂りましょう。

それぞれお勧めの食材としては、
気虚では、
・山芋類、牛肉、ネギ、豆類(大豆・枝豆など)、栗、うなぎ

血虚では、
・にんじん、黒ごま、地鶏、烏骨鶏、クコの実、牛レバー、いちご

食養生以外の生活習慣では、過労を避け、休息や睡眠を十分に取り、ウォーキングなどの軽い運動がお勧めです。無理なダイエットや朝食抜き、偏食や小食は、血虚につながりますので、ご注意下さい。

またお薦めのお茶は、朝鮮人参茶、紅茶(シナモンやショウガ、ブルーベリーやプルーンを加えます)、杜仲茶、くこ茶などです。

これから秋から冬にかけて寒い日が続きますが、体を温める料理と上記の食材を合せて、気血両虚から抜け出しましょう!

漢方薬では、婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)、衛益顆粒(えいえきかりゅう)、参茸補血丸(さんじょうほけつがん)、逍遙丸(しょうようがん)、麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)などがあります。

もし元気が足りずに体調不調だと感じられたり、血の不足からくる症状が見られたら、是非中田全快薬局にご相談下さい。あなたの不調の原因とタイプによって、適切な食養生やお薬のアドバイスを行います。

瘀血(おけつ)におすすめの食材

寒い日が続いていますが、皆さま体調を崩したりしていませんか?

温かい日と寒い日の寒暖差が大きくなると、特に血管の収縮拡張の調整が難しくなり、普段、血流は正常なのに、秋口になると急に瘀血(血が滞る状態)になるケースが多く見られます。このような方々には、肩こりや腰痛が出てくる、血圧が夏よりも高めになるなどの症状が現れることがあります。

そんなときには、瘀血(おけつ)を疑ってみて下さい。

ご自分でご自分の舌を診て、少し紫がかっていたり、舌の裏に青みが見えたら、瘀血のサインかもしれません。

このような瘀血の状態を改善する食養生には、五つのポイントがあります。

① 美食、過食を避ける事
② 適度な運動を心がける事
③ 血をさらさらにする食材を多く摂る事
④ からだを冷やし過ぎない事
⑤ 料理には、温かいものや辛いものを基本とする事

また避けたい食べ物としては、血行不良の原因となる、

〇 冷たい飲み物や食べ物
〇 肉の脂身などの動物性脂肪、バター、生クリーム
〇 チョコレートなどの甘いもの
〇 味の濃いもの、塩辛いもの

おすすめの食材としては、

にんにく:からだを温め、血行を促進し、疲労回復にも効果
さんま、いわし:気と血を補い、血行を良くし、脂質代謝異常症、動脈硬化の改善
玉ねぎ:からだを温め、血をさらさらにさせ、中性脂肪と血糖値の改善
:血を補い、血行を良くし、美顔美肌、通便改善
黒きくらげ:血を補い、血行促進、通便、動脈硬化の改善
らっきょう:健胃、血行促進、胸痛、不整脈の改善

その他、お薦めのお茶として、
〇 紅花茶、バラ茶、ほうじ茶

秋は、食欲の秋でもありますが、あまり美食に過ぎず、体を温めるものを
基本として血行を促進するものを沢山摂りましょう!

漢方薬としては、冠元顆粒や杞菊地黄丸、頂調顆粒、婦宝当帰膠B などが適応しますが、それぞれお客様の体質や体調によって、処方のアドバイスが異なります。

是非、瘀血かなと感じられましたら、中田全快薬局までご相談下さい。

あなたに合った食養生や漢方薬のご提案を致します。

更年期を穏やかに過ごすポイント

40 歳を過ぎたあたりから女性は、更年期を迎えますが、からだの変化として体内のエストロゲンの分泌量が急減に減少することでホルモンバランスが崩れ、それによる更年期障害に悩まされる方が増えてきます。

最近では、30 歳代前半でも同様の症状が出ることがあるようですが、女性にとっては、つらい症状ではないでしょうか。

前回のブログでは、不調の体質をチェックして頂きましたが、更年期にも以下のようなタイプがあります。

-1. 腎の不調(陽気不足)—————————————-

□ 腰痛がある
□ 疲労・倦怠感がある
□ 腰や手足が冷える
□ 頻尿だ
□ 水太り
□ 舌の色が淡く苔が白い

ここにチェックが付いた人は、「陽気不足」のタイプです。

-2. 腎の不調(潤い不足)—————————————-

□ めまい・耳鳴りがする
□ 急にほてる
□ 寝汗をよくかく
□ 顔面の紅潮
□ 皮膚が乾燥してかゆい
□ 舌の色が赤く、苔が少ない

ここにチェックが付いた人は、「潤い不足」タイプです。

-3. 心の不調—————————————————-

□ 息切れがする
□ 動悸がする
□ 不安感がある
□ 集中できない
□ 不眠が続く
□ 舌の色が淡い

ここにチェックが付いた人は、「心の不調」タイプです。

-4. 肝の不調—————————————————

□ 憂うつ感が続く
□ 怒りっぽくなった
□ 胸や脇腹が張る
□ 片頭痛、関節痛がある
□ 耳鳴りがする
□ 冷えのぼせがある

ここにチェックが付いた人は、「肝の不調」タイプです。

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先ず、腎の不調(1.と 2.)には、腎の養生が大事です。老化と関係の深い腎を養生することで、老化のスピードを緩やかにします。

陽気不足の人は、冷えタイプで、潤い不足の人は、体内の水分が足らないタイプですが、両タイプとも、腎の精が不足していることが原因です。
両方のタイプを併せ持つ、冷えのぼせの症状が出る人もいます。

これらの腎の不調タイプの人は、食養生として、

・山芋、おくら

また足の裏の「湧泉(ゆうせん)」のツボも腎の養生として効果があります。

心の不調の方は、寝る前の過ごし方にポイントがあります。

寝る前には、ゆっくり湯船につかり、からだを温め、寝つきを良くし、睡眠の質も高めます。またストレッチや散歩など軽い運動がストレス軽減に役立ちます。

また血を補う食べ物は、心を安定させます。具体的には、黒豆やクコの実、人参、ほうれん草などが効果的です。

症状が辛い場合には、我慢せず、周囲に話をし、ストレスや不安感を軽減させるよう行動して下さい。ゆったりした気持ちで過ごすことが大切です。

肝の不調タイプの人は、腎の機能低下で肝の機能が低下し、結果的に血が不足することで様々な不調が生じます。

ストレスが溜まると、肝の機能が低下するので、常にリラックスが大事です。

例えば、仕事や家事をしない自分だけの時間を作ります。アロマや香りの良いお茶(菊花茶やジャスミン茶など)を飲みながら、ゆったりした時間を過ごしましょう。

漢方薬でも、腎を補うことで生命力を漲らせ、老化のスピードを遅らせる事を目的とした補腎(ほじん)のお薬もあります。

中田全快薬局では、参馬補腎丸や婦宝当帰膠、杞菊地黄丸など、その更年期のタイプに応じたお薬のアドバイスを行います。

更年期でお悩みの方は、是非ご来店の上、ご相談下さい。

体質タイプによる症状と舌診

段々と秋めいてきましたが、季節の変わり目の環境変化で体調を崩されたり、風邪をひいたりしていませんか?

さて漢方/中医学では、一般に、弁証論治という、ひとりひとりの全身の状態についての情報を総合的に収集、統合、分析して、個々の「証」を診断して、お薬を処方するというスタイルを取ります。

つまりオーダーメイドの医療スタイルです。

体質のタイプには、概ね下記のような種類があり、それぞれ症状が違ってきます。

1. 元気不足タイプ(気虚、ききょ):元気がなく、疲れやすい
2. いらいらタイプ(気滞、きたい):いらいら、怒りっぽい
3. 貧血タイプ(血虚、けっきょ):血が不足して顔色が悪い
4. 血の滞りタイプ(瘀血、おけつ):血液ドロドロで高血圧、痛み
5. 体液不足タイプ(陰虚、いんきょ):からだが熱っぽく、皮膚カサカサ
6. 冷えタイプ(陽虚、ようきょ):冷え性で、頻尿、むくみ
7. 水分過剰タイプ(痰湿、たんしつ):頭、体が重だるい
8. 熱過剰タイプ(実熱、じつねつ);体が熱い、興奮しやすい

このような体質タイプを判別するために、薬局では、薬剤師が、ヒアリングによって、ご相談される方の体質を知った上で治療法を選択します。

実は、このヒアリングでは、問診によるものの他、を診させて頂くことがあります。

正常の舌は、全体的に淡紅色で、薄く白っぽい感じがするものですが、白い色が強いと「陽虚」の状態であったり、紫色が強くなると「瘀血」の状態であることが疑われます。

実は、舌の状態は、その時の体の状態を最もよく表すインジケーターとして、問診よりも正確だと言われています。舌は、健康のバロメータ、つまりベロメータなんですね。

このようなタイプを舌の状態や症状などで把握することは、不調時に、どのような食養生をすればよいか、生活習慣の改善をすればよいか、またお薬の効果を見ることも出来るかもしれません。

不調な状態、未病の状態ばかりでなく、正常な状態のときにも、是非ご来店頂いて、季節ごとや不定期に訪れる不調のお話などをお聞かせ下さい。

複数回ご来店頂くことで、お客さまの症状や状態に合わせた正確なご提案を行うことも可能です。

是非ご来店の上、ご相談下さい。

秋に注意すべきは”乾燥”です!

今年の夏は、長雨続きで日照不足気味でしたが、暑い日も多く、寒暖の差が激しい季節だったように思えます。

しかし、9 月に入ると、急に秋めいてきたのに、夏の疲れがどっと出たりすることもあります。

秋は、夏の高湿度の状態から気温の低下とともに、湿度が急激に下がり、喉の渇きや、空咳、喀痰(かくたん、痰が切れにくい)などの症状が出やすくなりますが、これは肺が弱くなってしまうことが原因かもしれません。

このような症状が出たら、おすすめな食材は、

長いも、自然薯、大和芋などの芋類
蓮根、キュウリ、大根などの根野菜類
しめじ、エリンギ、舞茸などのきのこ類
梨、みかん、びわなどの果物類
サンマ、イワシ、エビなどの魚介類
ゆり根、銀杏、くるみ

また使われる生薬としては、麦門冬(ばくもんとう)、貝母(ばいも)、沙参(しゃじん)などがあります。

乾燥と言えば、女性の方は特に、乾燥肌が要注意です。

乾燥肌になりがちな方のおすすめ食材としては、

トマト、ニンジン、かぼちゃ、ピーマンなどの緑黄色野菜
桃、ぶどう、キウイ、メロンなどの果物類
サンマ、太刀魚、イシモチなどの魚介類
・牛乳、豆乳、白きくらげ、ゆり根、胡麻、サージなど

生薬では、当帰(とうき)、阿膠(あきょう)、地黄(じおう)が使われます。

乾燥は、血の不足(血虚、けっきょ)が重なると、髪の毛のトラブルを引き起こすこともあります。

抜け毛などの髪のトラブルを防ぐ食材としては、

・黒豆、ほうれん草、黒米、長いも、トマト、わかめ、牡蠣、ヒジキ、海藻、サバ、サンマ、キウイ、サージなど

また生薬では、女貞子(じょていし)、旱蓮草(かんれんそう)、地黄(じおう)が使われます。

このような秋の季節の「乾燥」から来る症状には、今の内から十分に気を付けましょう。

乾燥に対抗するために、酸味と甘味をあわせて摂れば、陰が増えるという意味の「酸甘化陰(さんかんかいん)」という言葉が中医学にあります。

粘膜や皮膚に水分、潤いを与えるためにも、季節の旬の甘酸っぱい果物を積極的に摂って頂くことをおすすめします!

夏のお疲れはありませんか?

お盆が終わり、いよいよ秋に向けて運動やスポーツの季節が近づいてきました!

今年の盛岡地方は、暑い日と涼しい日が入れ替わり、夏の疲れが出てきやすい気候です。

暑い夏の日には、寝つきが悪かったり不眠症状が出やすく、発汗で体液が不足しますし、涼しい日には、冷えや喉の痛みがあったりします。

冷たいものを摂り過ぎると胃腸機能も低下しがちで、食中毒や胃腸型の風邪をひくこともあります。

このような激しい気候の変化は、免疫力の低下を招き、思わぬ病気につながることもあります。

そんな折、秋に向かって元気を取り戻すためにお薦めなのが、麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)です!

麦味参顆粒は、一般に、虚弱体質や疲れやすい方、病中病後に効果がありますが、夏で弱った胃腸機能を元気にしたり、スポーツや体力の消耗と多量の汗の後など、カラダの渇きにも効果があります。

麦味参顆粒に含まれる生薬は、「五味子(ごみし)」、「人参(にんじん)」、「麦門冬(ばくもんとう)」が主に配合されています。

それぞれ人参は、元気を補い、麦門冬は、カラダに張りと潤いを与え、五味子は、体の消耗を抑えるとともに、他の二つの生薬の働きを高める作用もしています。

虚弱体質ではない方でも、夏の疲れを感じる方、スポーツの疲れを取りたい方にも、お薦めの漢方薬です。

一般に食前、食間に服用して頂くものですが、胃腸の弱い方なら、食後に、白湯やスポーツドリンクで割ってお飲みになるのも効果的です。

ゴルフやランニング、テニスに野球にサッカー、夏の疲れをひきずらず、秋には、高いパフォーマンスを維持したい方にも是非お試し下さい。

血の不足、血虚(けっきょ)について

暑い日が続くと思うと、大雨になったり、今年は、天気の急変が激しいですね。

このような時には、体調を崩しがちです。熱中症、夏バテ、睡眠障害、食中毒、脳卒中、夏風邪など、夏の代表的な病気には充分にお気を付け下さい。

さて今日は、女性の血にまつわるお話をしたいと思います。

中医学や漢方では、もともと女性の健康は、「血(けつ)」と深い関係があるとされています。もちろん女性は、月経、妊娠、出産、更年期などにより、血が不足しがちです。

血の量が不足する血虚(けっきょ)になると、血色が悪くなったり、爪の色も薄く割れやすくなります。また皮膚や頭皮のつやがなくなり、かかとのひび割れがおこったりします。

また血の不足によって、血流が悪くなり、血行不良(瘀血、おけつ)を引き起こすことでさらに不調の要素を増やすことになります。実際、日本の女性の六割程度は、瘀血と血虚だと言われているほどです。

《血虚(けっきょ)チェック》
以下の当てはまる項目にチェックを入れてみて下さい。

□ 冷え性、手足やお腹が冷える
□ 顔色が悪い
□ 乾燥肌で、小じわが気になる
□ 眠りが浅い
□ 髪につやがなく、枝毛、抜け毛になりやすい
□ 貧血になりやすく、めまいがおこりやすい
□ 生理の量が少なくなり、生理の周期が長くなりやすい
□ 便意はあるが、出にくい
□ 爪が薄くて割れやすい
□ 疲れやすい、立ちくらみがある
□ 血圧が低い
□ 気分が落ち込みやすい

これらの項目に多く当てはまるなら、あなたは、血虚の可能性が大きいと言えます。

このような女性特有の症状を改善するために、中医学や漢方では、当帰(とうき)という生薬を用いてきました。

当帰は、女性の健康な体作りに欠かせない生薬として昔から知られているせり科の植物です。強い芳香があり、紫色を帯びた茎の上に、小さな白い花を咲かせますが、薬用として使用されるのは、地中に30センチほど伸びた根の部分です。

当帰は、血を補い身体を温め、血の巡りをよくすると言われ、中国では昔から「女性の宝」として重宝されてきました。

血虚の方は、レバーや牛の赤味などを積極的に摂り、十分な睡眠も必要です。(血は寝ている間につくられるのです)

血虚かもしれないと思われた方は、是非中田全快薬局までご相談下さい。

あなたの体調、体質、不調の内容に応じて、その女性特有のつらい症状を改善するアドバイスを致します。

梅雨は、そら豆ポタージュで♪

東北地方も梅雨入りし、じめじめした気候で、からだも気分も、じっとり重い感じになりますよね。

実はこの季節、カラダの五臓の内で、湿気に弱いのが「脾(ひ)」なんです。脾とは、胃腸の機能を担う臓腑ですが、湿気による余分な水を体内に溜め込まないようにすることが大事です。

特にむくみやすい人は、食べ物で胃腸をケアしながら、体内除湿として利尿と発汗を促すことを心がけてください!

もちろん、冷たいものの摂り過ぎは要注意です!

梅雨におすすめの食材として、

〇 湿気を取り除く食材:
豆類(枝豆、グリーンピース、そら豆、大豆、さやいんげん、緑豆など)、とうもろこし、かぼちゃ、大麦、ハト麦、昆布

〇 利尿を促す食材:
あさり、しじみ、セリ、セロリ、とうもろこしのひげ、白菜、もやし、レタス、きゅうり、冬瓜、すいか、小豆、緑茶

〇 発汗を促す食材:
しそ、しょうが、ねぎ

そこで胃腸が弱く、むくみやすい人におすすめは、そら豆のポタージュスープです!

スープでうまく水分を取り込み、それを滞らせず出すというのがポイントです。

かぼちゃは、余分な水分を出す働きの他、胃腸を元気にしてくれるので、梅雨には是非お勧めしたいレシピです!

【材料(四人分)】
・冷凍そら豆 … 400g (薄皮付き)
・玉ねぎ(中玉) … 1 個
・サラダ油 … 小さじ 1
・酒 … 大さじ 1
・野菜ブイヨン … 4 カップ
・塩・こしょう … 適宜

【作り方】
① 冷凍そら豆は、熱湯でさっと茹でて薄皮を取る。玉ねぎはみじん切り。

② フライパンに油を熱し、玉ねぎを加え、油がなじんだら塩少々と酒を加えて、ふたをし、約3~4分蒸し炒めにします。

③ 鍋にそら豆と ② を入れて、野菜ブイヨンを半分加え、ハンドミキサー等でなめらかにします。残り半分のブイヨンを加え、中火にかけて塩・コショウで味を調え、器に盛って、お好みでそら豆を飾ります。

是非お試しを、むくみが取れますよ!

全国どちらの処方箋でも受け付けています!

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